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2012.05.03
無料でここまでできる→外国語を書くのに役立つサイト24選まとめ
外国語を書くのに、すべて丸投げしておまかせできるウェブサービスは存在しない。
有料で、向こうにちゃんと翻訳できる人がいる場合でもできるのは、〈外国語で書く〉という問題解決を支援することである。
複数の情報源(ソース)から得られたものを突き合せて信頼性を高めるのが情報に関する問題解決の基本スタンスである。
どのような辞書も事典も専門家も、間違えることは必ずあるから、ひとつの情報源だけに頼ることは避けられる。
突き合わせるだけで問題が解決する訳ではないが、突合せにより浮かび上がる情報源の間の違いが、問題解決の糸口になる。
機械翻訳
英語←→フランス語、日本語←→韓国語などに比べて日本語←→英語その他の外国語の機械翻訳は、現在のところ実用レベルにはほど遠い。
しかし、とても信用できない機械翻訳も、異なる機械翻訳から得られる複数の結果を突合することで、見えてくるものがある。
◯翻訳比較くんwithまとめて辞書検索
http://compmulti.com/trans/
英語←→日本語に関して、Yahoo!翻訳、Excite翻訳、Google翻訳などウェブ上にある14の機械翻訳サービスをまとめて表示し、それぞれどこがどれだけ違うのか(差分比較)を表示することもできるサービス。

◯Cute007横断検索
http://translation.cute007.com/CuteTrans.jsp
多言語対応の翻訳エンジン同時表示もの。
日本語、英語、中国語←→中国語、英語、日本語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語。同時に表示するサービスの数は、どの言語かによって変わる(日本語←→英語なら10サービス+ひらがな変換、日本語←→フランス語なら3サービス+ひらがな変換)。
◯imtranslator
http://imtranslator.net/compare/
54言語の間で4つの翻訳サービス(Google翻訳、Bing Translator(Microsoft)、Babylon translator、PROMT translator)を同時表示し、更に元の言語へ訳し直したものも表示するサービス。
PROMTはロシアの翻訳エンジンなので、ロシア語は少しだけマシ。この4つだとBabylonがおミソ。BabelFishに差し替えないかなと思う。
対訳例文集
人間が行った翻訳を対訳の形で蓄積し、ウェブ上で検索できるようにしたサービスがある。
利用目的が共通するため、辞書と一体となったもの、また辞書機能と連動したものが多いが、〈英語を書く〉という今回のテーマを反映して、それらも対訳例文機能にスポットを当てて紹介する。
機械翻訳よりも総じて訳の品質は高い。
検索して自分が必要とする表現が見つかれば、一から自分で英作文するよりも速く簡単であり、また訳文の質も維持される。
対訳例文集は、英借文を支援するツールであると言える。
機械翻訳と比較して劣る点は、カバリッジである。
機械翻訳は結果がどれだけ悲惨なものになっても、入力された文の翻訳を必ず出力する。
しかし対訳例文集に、必要とする表現がない場合は当然ある。データの蓄積量はかつてとは比べ物にならないほど増えてはいるが、程度の差こそあれ、この問題はついて回る。
品質は高いがカバリッジは狭い対訳例文集の役割分担を考えれば、まずは対訳例文集に当たり(あったら儲けもの)、そこで必要な表現がなければ、他の手段に進むという手順が考えられる。
逆に、最初に、品質は低いがカバリッジは広い機械翻訳サービスにすべてを投下して、許容レベル以下の悪訳部分を改善していくアプローチも考えられるが、手っ取り早く見えるものの〈後から考える〉あらゆるアプローチが陥る泥沼にはまりやすい。品質はもちろん最終的にかかる労力も、最初から自分で考えたほうがまだましということが多い。
◯Glosbe - the multilingual online dictionary
http://glosbe.com/
2千を越える言語を対象とした辞書http://glosbe.com/all-languagesと
29の言語間の対訳例文検索(翻訳メモリ)http://glosbe.com/tmem/を提供するサービス。

◯Linguee
http://www.linguee.de/
ドイツの対訳例文検索サービス。
ドイツ語←→英語と、英語←→スペイン語、フランス語、ポルトガル語について対訳例文を検索できる。
◯PERC Corpus Online
http://scn.jkn21.com/~percinfo/
医学を含む科学技術・理工学分野に特化した英語例文検索データベース。世界中の学術論文から抽出された1,700万語を収めている。
◯ライフサイエンス辞書
http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html
英和和英。検索結果の「共起表現」はコーパスとして利用できる。
◯Never辞書
英語辞書 http://endic.naver.jp/
中国語辞書 http://cndic.naver.jp/
韓国語辞書 http://krdic.naver.jp/
日本語←→英語・中国・韓国語の辞書だが、例文が充実している。
英語辞典は、国内最大級2700万件の例文データベースをもち、分野/文体/地域/訳文の有無/難易度/年代の指定して検索できる。

◯WordReference.com
http://wordreference.com/
多言語対応のマルチリンガル・オンライン辞典は結構あるが、単語帳に毛が生えた程度のものとは違って、語義解説と成句、例文つき、ちゃんとした辞書になっている。

◯翻訳訳語辞書
http://www.dictjuggler.net/yakugo/
日本語←→英語。
信頼できる翻訳家が邦訳した本と、日本語で書かれた本の英訳を出典にして、実際に使われた訳語を集めたデータベース。通常の英和辞典にない訳語を多数収録し、どの翻訳作品からの出典かを明記。
◯英辞郎 on the WEB
http://www.alc.co.jp/
日本語←→英語。
元は英単語用例集としてスタートしたもの。
検索方法の基本技について先日書いた。
意外と知らない英辞郎で必要な英文/和訳を素早く探す4つの基本技 読書猿Classic: between / beyond readers
◯ドイツ語例文パラレルコーパス DJPD
http://www.vu.hiroshima-u.ac.jp/deutsch/
ドイツ語例文とその日本語訳のセットからなる日独例文パラレルコーパス。
コーパスという名だが、対訳例文検索として紹介する。
コーパス
言語学において、自然言語処理の研究に用いるため、自然言語の文章に品詞情報など付加して構造化し、大規模に集積したものをコーパスという。
コーパスは実際に使用された言葉の蓄積である。
対訳データはないが、どのような表現が実際にどの程度使われているかを知ることができる。
グーグルなどの検索エンジンを用い検索数を参考に同様のことが行えるが、言語研究用に作られてたコーパスは品詞の指定など、より細かな検索が行える。
◯The Corpus of Contemporary American English (COCA)
http://corpus.byu.edu/coca/

オンライン・コーパスはいろいろあるが、実用度では現代米語のコーパス(語彙数4億25百万語)のこれがピカイチ。
「*」(アスタリスク)で1語のワイルドカード。
単語中の「*」(アスタリスク)は1文字以上のワイルドカード(例:「un*le」で検索するとuncleやunableやunstableなどがヒットする)。
「/」(スラッシュ)でOR検索。
[ ]でくくると活用形すべてを検索。
[nn*]で名詞、[j*]で形容詞、[r*]で副詞、[i*]で前置詞、[v*]で動詞と品詞を指定して検索できる。POS LISTをクリックするとプルダウンメニューでさらに細かく品詞を選択できる。
◯三省堂Dualウィズダム 用例コーパス
http://corpora.dual-d.net/
ノイズの多い生の英文資料ではなく、ウィズダム英和辞典第2版、ウィズダム和英辞典に収録されたすべての用例およびDualウィズダム用に追加された用例をまとめた、英作文用コーパス。
生の英文とくらべて1つの文が短く、易しい語を使っているので理解しやすく、加工や取捨選択の手間がかからず、英作文の手本として使いやすい。
◯Leeds collection of Internet corpora
http://corpus.leeds.ac.uk/internet.html
英国のリーズ大学 (University of Leeds) が作成した大規模コーパス。
英語、中国語、フィンランド語、アラビア語、フランス語、ドイツ語、ギリシア語、イタリア語、日本語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語のコーパスをオンラインで検索できる。
◯Corpus-based concordances
http://www.lextutor.ca/concordancers/
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語を対象としたコーパスベースのコンコーダンサー。
◯WORSCHATZ
http://corpora.informatik.uni-leipzig.de/
ライプチヒ大学が提供する155言語のコーパスベースの辞書サービス。
◯Trésor de la Langue Française informatisé
http://www.cnrtl.fr/lexicographie/?
フランス国立学術研究センター(CNRS)が編纂したフランス語辞書 Trésor de la Langue Française informatisé(仏仏辞典 : 全16巻、見出し語10万、語義27万、43万の例文)のオンライン版を中核に、活用語データや語源データなどを併せたシステム。
ここのConcordanceタブからFrantext libre de droitsというコーパスを検索できる。
◯Digitales Wörterbuch of der deutschen Sprache (DWDS)
http://www.dwds.de/
ベルリンのドイツ科学アカデミーで編纂されてきた「現代ドイツ語辞典」を元にしたオンライン辞書。
単語を検索すると、コーパスからの文例やコロケーション、同意語、上位語、下位語などを表示できる。
ここからReferenzkorpus der deutschen Sprache des 20. Jahrhunderts(DWDS-Kernkorpus) というドイツ語コーパスを検索できる。
◯CORPUS DEL ESPAÑOL
http://www.corpusdelespanol.org/
スペイン語コーパス
◯CCL北京大学語料庫(现代汉语)
http://ccl.pku.edu.cn:8080/ccl_corpus/index.jsp?dir=xiandai
北京大学中国语言学研究中心(Center for Chinese Linguistics)提供の中国語コーパス。
◯英語例文検索 EReK
http://erek.ta2o.net/
ウェブ検索を用いたコーパスもどき。
表示方法は、中心に検索キー、左右にコンテキストを配置するKWIC (KeyWord In Context) を採用。
その他
◯NativeChecker
http://native-checker.com/
Web上の英文テキストを活用とした、英文チェックシステム。
チェックしたい英語のフレーズや英単語を入力すると、システムが複数の修正案を提案するので、ひとつを選んでフレーズを修正する。
修正前と修正後のフレーズが、実際にWebで使われている件数の多い順に表示されるので、各フレーズの「表現の妥当さ」を判断することができる。
◯Google Books
http://books.google.com/
「ウェブ上の英語なんて信用できない」というのであれば、Google Booksを使って、〈出版された≒書きっぱなしでない〉というフィルターを通ったものだけを検索できる。
フレーズ検索、ワイルドカードなども使える。
出版された時期を指定することで、古すぎる表現を除くこともできる。
◯Google 翻訳者ツールキット
http://translate.google.com/toolkit
オンライン翻訳メモリにGoogle翻訳などを統合したもの。
オンライン上に自分の翻訳メモリをつくって作業したり、翻訳メモリや翻訳を共有したりといったことができる。
画面の左側に原文、右側に訳文が表示され、右側の訳文をクリックしてワンセンテンスずつ修正するというユーザーインターフェイス。

有料で、向こうにちゃんと翻訳できる人がいる場合でもできるのは、〈外国語で書く〉という問題解決を支援することである。
複数の情報源(ソース)から得られたものを突き合せて信頼性を高めるのが情報に関する問題解決の基本スタンスである。
どのような辞書も事典も専門家も、間違えることは必ずあるから、ひとつの情報源だけに頼ることは避けられる。
突き合わせるだけで問題が解決する訳ではないが、突合せにより浮かび上がる情報源の間の違いが、問題解決の糸口になる。
機械翻訳
英語←→フランス語、日本語←→韓国語などに比べて日本語←→英語その他の外国語の機械翻訳は、現在のところ実用レベルにはほど遠い。
しかし、とても信用できない機械翻訳も、異なる機械翻訳から得られる複数の結果を突合することで、見えてくるものがある。
◯翻訳比較くんwithまとめて辞書検索
http://compmulti.com/trans/
英語←→日本語に関して、Yahoo!翻訳、Excite翻訳、Google翻訳などウェブ上にある14の機械翻訳サービスをまとめて表示し、それぞれどこがどれだけ違うのか(差分比較)を表示することもできるサービス。

◯Cute007横断検索
http://translation.cute007.com/CuteTrans.jsp
多言語対応の翻訳エンジン同時表示もの。
日本語、英語、中国語←→中国語、英語、日本語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語。同時に表示するサービスの数は、どの言語かによって変わる(日本語←→英語なら10サービス+ひらがな変換、日本語←→フランス語なら3サービス+ひらがな変換)。
◯imtranslator
http://imtranslator.net/compare/
54言語の間で4つの翻訳サービス(Google翻訳、Bing Translator(Microsoft)、Babylon translator、PROMT translator)を同時表示し、更に元の言語へ訳し直したものも表示するサービス。
PROMTはロシアの翻訳エンジンなので、ロシア語は少しだけマシ。この4つだとBabylonがおミソ。BabelFishに差し替えないかなと思う。
対訳例文集
人間が行った翻訳を対訳の形で蓄積し、ウェブ上で検索できるようにしたサービスがある。
利用目的が共通するため、辞書と一体となったもの、また辞書機能と連動したものが多いが、〈英語を書く〉という今回のテーマを反映して、それらも対訳例文機能にスポットを当てて紹介する。
機械翻訳よりも総じて訳の品質は高い。
検索して自分が必要とする表現が見つかれば、一から自分で英作文するよりも速く簡単であり、また訳文の質も維持される。
対訳例文集は、英借文を支援するツールであると言える。
機械翻訳と比較して劣る点は、カバリッジである。
機械翻訳は結果がどれだけ悲惨なものになっても、入力された文の翻訳を必ず出力する。
しかし対訳例文集に、必要とする表現がない場合は当然ある。データの蓄積量はかつてとは比べ物にならないほど増えてはいるが、程度の差こそあれ、この問題はついて回る。
品質は高いがカバリッジは狭い対訳例文集の役割分担を考えれば、まずは対訳例文集に当たり(あったら儲けもの)、そこで必要な表現がなければ、他の手段に進むという手順が考えられる。
逆に、最初に、品質は低いがカバリッジは広い機械翻訳サービスにすべてを投下して、許容レベル以下の悪訳部分を改善していくアプローチも考えられるが、手っ取り早く見えるものの〈後から考える〉あらゆるアプローチが陥る泥沼にはまりやすい。品質はもちろん最終的にかかる労力も、最初から自分で考えたほうがまだましということが多い。
◯Glosbe - the multilingual online dictionary
http://glosbe.com/
2千を越える言語を対象とした辞書http://glosbe.com/all-languagesと
29の言語間の対訳例文検索(翻訳メモリ)http://glosbe.com/tmem/を提供するサービス。

◯Linguee
http://www.linguee.de/
ドイツの対訳例文検索サービス。
ドイツ語←→英語と、英語←→スペイン語、フランス語、ポルトガル語について対訳例文を検索できる。
◯PERC Corpus Online
http://scn.jkn21.com/~percinfo/
医学を含む科学技術・理工学分野に特化した英語例文検索データベース。世界中の学術論文から抽出された1,700万語を収めている。
◯ライフサイエンス辞書
http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html
英和和英。検索結果の「共起表現」はコーパスとして利用できる。
◯Never辞書
英語辞書 http://endic.naver.jp/
中国語辞書 http://cndic.naver.jp/
韓国語辞書 http://krdic.naver.jp/
日本語←→英語・中国・韓国語の辞書だが、例文が充実している。
英語辞典は、国内最大級2700万件の例文データベースをもち、分野/文体/地域/訳文の有無/難易度/年代の指定して検索できる。

◯WordReference.com
http://wordreference.com/
多言語対応のマルチリンガル・オンライン辞典は結構あるが、単語帳に毛が生えた程度のものとは違って、語義解説と成句、例文つき、ちゃんとした辞書になっている。

◯翻訳訳語辞書
http://www.dictjuggler.net/yakugo/
日本語←→英語。
信頼できる翻訳家が邦訳した本と、日本語で書かれた本の英訳を出典にして、実際に使われた訳語を集めたデータベース。通常の英和辞典にない訳語を多数収録し、どの翻訳作品からの出典かを明記。
◯英辞郎 on the WEB
http://www.alc.co.jp/
日本語←→英語。
元は英単語用例集としてスタートしたもの。
検索方法の基本技について先日書いた。
意外と知らない英辞郎で必要な英文/和訳を素早く探す4つの基本技 読書猿Classic: between / beyond readers

◯ドイツ語例文パラレルコーパス DJPD
http://www.vu.hiroshima-u.ac.jp/deutsch/
ドイツ語例文とその日本語訳のセットからなる日独例文パラレルコーパス。
コーパスという名だが、対訳例文検索として紹介する。
コーパス
言語学において、自然言語処理の研究に用いるため、自然言語の文章に品詞情報など付加して構造化し、大規模に集積したものをコーパスという。
コーパスは実際に使用された言葉の蓄積である。
対訳データはないが、どのような表現が実際にどの程度使われているかを知ることができる。
グーグルなどの検索エンジンを用い検索数を参考に同様のことが行えるが、言語研究用に作られてたコーパスは品詞の指定など、より細かな検索が行える。
◯The Corpus of Contemporary American English (COCA)
http://corpus.byu.edu/coca/

オンライン・コーパスはいろいろあるが、実用度では現代米語のコーパス(語彙数4億25百万語)のこれがピカイチ。
「*」(アスタリスク)で1語のワイルドカード。
単語中の「*」(アスタリスク)は1文字以上のワイルドカード(例:「un*le」で検索するとuncleやunableやunstableなどがヒットする)。
「/」(スラッシュ)でOR検索。
[ ]でくくると活用形すべてを検索。
[nn*]で名詞、[j*]で形容詞、[r*]で副詞、[i*]で前置詞、[v*]で動詞と品詞を指定して検索できる。POS LISTをクリックするとプルダウンメニューでさらに細かく品詞を選択できる。
◯三省堂Dualウィズダム 用例コーパス
http://corpora.dual-d.net/
ノイズの多い生の英文資料ではなく、ウィズダム英和辞典第2版、ウィズダム和英辞典に収録されたすべての用例およびDualウィズダム用に追加された用例をまとめた、英作文用コーパス。
生の英文とくらべて1つの文が短く、易しい語を使っているので理解しやすく、加工や取捨選択の手間がかからず、英作文の手本として使いやすい。
◯Leeds collection of Internet corpora
http://corpus.leeds.ac.uk/internet.html
英国のリーズ大学 (University of Leeds) が作成した大規模コーパス。
英語、中国語、フィンランド語、アラビア語、フランス語、ドイツ語、ギリシア語、イタリア語、日本語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語のコーパスをオンラインで検索できる。
◯Corpus-based concordances
http://www.lextutor.ca/concordancers/
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語を対象としたコーパスベースのコンコーダンサー。
◯WORSCHATZ
http://corpora.informatik.uni-leipzig.de/
ライプチヒ大学が提供する155言語のコーパスベースの辞書サービス。
◯Trésor de la Langue Française informatisé
http://www.cnrtl.fr/lexicographie/?
フランス国立学術研究センター(CNRS)が編纂したフランス語辞書 Trésor de la Langue Française informatisé(仏仏辞典 : 全16巻、見出し語10万、語義27万、43万の例文)のオンライン版を中核に、活用語データや語源データなどを併せたシステム。
ここのConcordanceタブからFrantext libre de droitsというコーパスを検索できる。
◯Digitales Wörterbuch of der deutschen Sprache (DWDS)
http://www.dwds.de/
ベルリンのドイツ科学アカデミーで編纂されてきた「現代ドイツ語辞典」を元にしたオンライン辞書。
単語を検索すると、コーパスからの文例やコロケーション、同意語、上位語、下位語などを表示できる。
ここからReferenzkorpus der deutschen Sprache des 20. Jahrhunderts(DWDS-Kernkorpus) というドイツ語コーパスを検索できる。
◯CORPUS DEL ESPAÑOL
http://www.corpusdelespanol.org/
スペイン語コーパス
◯CCL北京大学語料庫(现代汉语)
http://ccl.pku.edu.cn:8080/ccl_corpus/index.jsp?dir=xiandai
北京大学中国语言学研究中心(Center for Chinese Linguistics)提供の中国語コーパス。
◯英語例文検索 EReK
http://erek.ta2o.net/
ウェブ検索を用いたコーパスもどき。
表示方法は、中心に検索キー、左右にコンテキストを配置するKWIC (KeyWord In Context) を採用。
その他
◯NativeChecker
http://native-checker.com/
Web上の英文テキストを活用とした、英文チェックシステム。
チェックしたい英語のフレーズや英単語を入力すると、システムが複数の修正案を提案するので、ひとつを選んでフレーズを修正する。
修正前と修正後のフレーズが、実際にWebで使われている件数の多い順に表示されるので、各フレーズの「表現の妥当さ」を判断することができる。
◯Google Books
http://books.google.com/
「ウェブ上の英語なんて信用できない」というのであれば、Google Booksを使って、〈出版された≒書きっぱなしでない〉というフィルターを通ったものだけを検索できる。
フレーズ検索、ワイルドカードなども使える。
出版された時期を指定することで、古すぎる表現を除くこともできる。
◯Google 翻訳者ツールキット
http://translate.google.com/toolkit
オンライン翻訳メモリにGoogle翻訳などを統合したもの。
オンライン上に自分の翻訳メモリをつくって作業したり、翻訳メモリや翻訳を共有したりといったことができる。
画面の左側に原文、右側に訳文が表示され、右側の訳文をクリックしてワンセンテンスずつ修正するというユーザーインターフェイス。

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